file12:野長瀬はるか

私の起業STORY 私スタイル file12

私スタイルで起業した女性達。
起業までにはどんなSTORYがあったのでしょうか。
ここにあなたの起業スタイルのヒントがあるかもしれません。


野長瀬はるかさん La vie est belle(静岡県)
「“美しい人生“を過ごすためのお手伝い」

 結婚して子どもが生まれ家事と育児に追われる忙しい生活をしていた野長瀬はるかさん。外へ働きにいくのではなく、家にいながら出来る仕事が無いか探していたところ、「アーティフィシャルフラワー」と出会います。当初は趣味で始めたアーティフィシャルフラワー講師のお仕事でしたが、はままつ起業家カフェとの二人三脚で趣味の世界からビジネスへと翔け出そうとしています。

起業のきっかけは“憧れ“から

Q:起業しようと思った理由を教えて頂けますか?

野長瀬:地元は静岡市だったのですが、高校を卒業して名古屋のアパレルの会社に就職しました。この時はまだお花関連の仕事は何もしていませんでした。このアパレル販売員の時代に名古屋で結婚をして、子どもも授かり仕事も辞めました。今までの生活が一変したんですね。子育てと家事に追われる忙しい生活を送っていました。

 しばらくして、夫の転勤が決まり名古屋から浜松市に引っ越してきました。この時に今までの名古屋の知り合いもいないし、実家からも遠いし、世間からの孤立感というか、寂しさを凄く感じてしまいまして。とは言っても子どももまだ小さいので、外に働きに出る訳にもいかず。「家にいながら何かできないかな?」と仕事を探していたのが始まりなんです。

Q:アーティフィシャルフラワーに興味があったのですか?

野長瀬:アーティフィシャルフラワーって「造花」の事なんですが、ブライダルやマタニティのお祝い用にプレゼントしたり、インテリアとして飾られたりと少しずつ注目され始めています。

元々私は花に対して強い興味は特に無くて、結婚はしていたのですがまだ式を挙げていなかったので、自分で作った花とか装飾品を使って自分の結婚式が出来たら素敵だな、と思ったのがきっかけです。そう思い始めてからすぐにアーティフィシャルフラワーの教室に通う事にしました。
教室に通ってある程度自分でできるようになった後も、家で子どもがお昼寝している間に、「軽い趣味の延長でお花作り」という感じで始めていました。そのうち自分のお友達を家に呼んで、作り方を教える仕事を始めました。仕事といっても材料費も貰っていなかったので、常に赤字でしたが(笑)

起業する前は専業主婦だったのですが、この時によく見ていたブログの女性がプライベートも家族も仕事も凄く充実している人だったんですね。この人みたいに働きたいな、と思いながらいつもブログを拝見していました。とある日にこの方とコンタクトを取りたくて接触してみました。今では何でも相談できるほどの関係になっているのですが、その方の影響も大きいですね。

起業家と支援者の二人三脚でスピード開業

Q:はままつ起業家カフェに来られてどのような準備をしたのでしょうか?

野長瀬:実際に起業しようと思ったのですが、経営に関する知識が全く無かったんです。起業するには何をしたら良いのか、基本的なことがわからなかったのでネットで検索して「はままつ起業家カフェ」を見つけ、伺いました。「今の私は武器としてお花があるんですけど、何をすれば起業できますか?」っていう感じでこちらに飛び込んで来ました。担当の荒井さんには本当にお世話になりました(笑)こんな気軽に、無料で何でも相談にのってくれる施設は他に無いと思います。

Q:はままつ起業家カフェさんとしてはどのような支援をしたのですか?

荒井:平成28年4月12日に野長瀬さんが初めて相談に来られて、1ヵ月もしない5月1日に開業届というスピード開業となりました。ネット販売の方法や、物販イベントの情報をお伝えしたり、何でもいいからわからない事は聞いてくれと言っていましたね。仕訳もわからないという事だったので、簿記の基礎から教えたり会計ソフトも具体的にご紹介しました。

あと、浜松市はすごくイベントが多いんですよ。はままつ起業家カフェで紹介できるイベントや団体があればよく声をかけさせていただいていました。ママさんが参加されるイベントも多いですね。

先日も商工会のセミナー講師をされる時も相談にのりました。野長瀬さんは「情報の発信力」が凄いんですよ。花とは関係なくネットショップを活用した販売の経験を活かしたネットショップセミナーです。ネットショップの使い方とか、戦略的にSNSを使う方法や、アパレル販売の経験で得た知識を説明してもらいました。参加者もとても勉強になったと思いますが、本人にとってもすごく良い経験になったと思います。

起業は最初の一歩が一番怖いんです

Q:今後の方針ややりたい方向性を教えて頂けますか?

野長瀬:屋号となっているLa vie est belle(ラヴィエベル)ってフランス語で「美しい人生」という意味で、お花とは全く違う意味なんですけど、皆さんに人生をより豊かに、美しく過ごして欲しいという願いを込めています。

もちろんアーティフィシャルフラワーの事業は今後も継続して伸ばしていきますが、起業支援や女性活躍支援の方にも力を入れたいと思っています。私自身が元々経営に対して詳しい人間じゃなかったので、私と同じようにやる気はあるのにやり方がわからないという人達って多いと思います。このようなやる気のある人達に対して、私の経験などをお伝えしながら、「美しい人生」のお手伝いをしたいと思っています。

野長瀬はるか氏と起業応援サポーター はままつ起業家カフェ 相談員 荒井 豊氏 

(起業応援サポーターリンク:はままつ起業家カフェ)

女性起業家プロフィール

La vie est belle

プロフィール
法人名・屋号:La vie est belle
代表者:野長瀬はるか
業種:サービス
blog:http://ameblo.jp/lavieestbelle3

起業応援サポータープロフィール

はままつ起業家カフェ
相談員 荒井 豊
住所:浜松市中区東伊場2-7-1 浜松商工会議所会館1階
TEL:053-525-9745
FAX:053-525-9746
Website:https://www.hamamatsu-startup.com/

取材・文・撮影/ 島袋 智輝(中小企業診断士)

1980年生まれ。大手日用品メーカーの化粧品事業部所属に所属する傍ら、商品開発コンサルタントとして様々なプロジェクトに携わる。さらに茶道教室の運営、執筆やセミナーの主催、社会人向けうつ病対策団体の設立と幅広い活動をしている複業家。2015年中小企業診断士登録。