file07:田島恵さん

私の起業STORY 私スタイル file07

私スタイルで起業した女性達。
起業までにはどんなSTORYがあったのでしょうか。
ここにあなたの起業スタイルのヒントがあるかもしれません。


田島恵さん 重ね煮アカデミー Megu’s natural kitchen(神奈川県)
「重ね煮健康料理で薬に頼りすぎない、食事で手当てが出来る毎日を」

皆さんは、陰陽調和に基づいた「重ね煮健康料理」をご存知でしょうか? 砂糖・油等の調味料を使わず、陰陽のバランスの取れた料理を摂ることで、心身のバランスを整える料理です。この健康料理を知ってもらい、全国の台所を家庭の薬箱にしたいと、「重ね煮アカデミー」を起業された、田島恵さんに、お話をお伺いしました。

それぞれの家庭で作って欲しいから、身体を整える料理の作り方をきちんと伝えたい

Q:起業したきっかけを教えてください。

田島:子供のアレルギーを何とかしたいと思って通い始めたところが「重ね煮料理」教室でした。簡単で美味しいというのに惹かれて通い始めたのですが、そのうち子供が薬を飲まなくてもよくなって、私自身の体調も回復するのを実感し、とても驚きました。料理方法も簡単で美味しいし、身体も楽になるなんて。「こんな素晴らしい料理を多くの人に知ってもらいたい」って思ったのがきっかけです。
それから師範免状を取って、8年ほど知り合いのお母さんたちから始めて少しずつ自宅で教えていました。そのうち「重ね煮の考え方をきちんと伝えたい、系統立てて伝えたい」と強く思うようになって、起業を考え始めました。

Q:起業のためにどんな準備をしましたか?

田島:生徒さんに伝える中身については随分時間をかけて準備しました。どういうカリキュラムにすれば一番伝わりやすいかと考えながらテキストを作成しました。起業したときは、6回を1コースにしたものだけでしたが、コースを修了した生徒さんからの、「次のコースはありますか?」というニーズにお応えし、現在は4コースになりました。

Q:お料理のレシピはオリジナルですか?

田島:私が重ね煮を学んだ大先生のお料理もありますが、私自身が作り上げたオリジナルの料理も教えています。特に、「若い女性向け」「働いている女性向け」「離乳食講座」などは私のオリジナルです。おかげ様で生徒さんの継続率も高いんです。最初は「料理が苦手」とか「子どもの体調が悪い」と言っていた人も半年くらいたつと、料理が好きになり、子どもさんの調子も良くなって、悩みは解消しているんですけど、「教室自体が楽しい」と、続けて通ってくださるんです。

重ね煮を全国に拡げたいという強い想いを、あらゆるネットワークを使って発信し続けています

Q:田島さんからはどのような相談を受けましたか?

吉枝:「重ね煮」という名前だけでは良さが伝わりにくい料理法を全国に伝えたいということで、まず、その特長と考え方を言葉や図で表現すること。そして広げていくための仕組みとして協会を作ることや、段階を追ったカリキュラムについて、重ね煮アカデミーのホームページ作成についてなど、相談を受けました。ホームページについては作成ソフトをご紹介したら、サクッと作ってこられて、色んなスキルをお持ちだとなぁと感心しました。また、メルマガでも365日レシピを発信されるなど、とにかく情報発信されている量がすごいんです。伝えるコンテンツを形にするのは並大抵のことではないので、熱意とやりきる力が素晴らしいと感じました。

田島:たまご塾に通っている頃、「ホームページに人が載っていない」って言われたんです。料理の写真だけ載せていても人が映ってないと信頼につながらないんだと気づかされ、それからは自分の顔写真を出すようにしました。今はコース受講中の生徒さんの写真や感想、動画をアップするなど、様々な方法で情報を発信しています。

女性起業家たまご塾同期の起業家女性と共同開発した重ね煮マフィン

起業してやりたいことがどんどん広がっていく。大変だけど面白いです。

Q:起業前と後で何か変わったことはありますか?

田島:責任感が変わったと思います。お悩みを持つママ、困っているママのために重ね煮健康料理を伝えているという意識でやっているのが起業前とは違いますね。生徒さんの変化を間近で見られることが、自分の成果を見るようでとても励みになりますし、頑張らなきゃって気持ちになります。来年には認定講師が増える予定なので、重ね煮健康料理を全国に伝えるためにその人達と一緒に活動していければと思っています。認定講師の教室をどうやって満席にしようかとか、やりたいことがどんどん広がっていくんです。アイデアが形になっていくのはとても楽しいですね。

吉枝:考え方が段々と経営者になっていかれるのを感じますね。ご自身のビジネスだけでなく、さらに後継の育成まで視野に入れられているのは素晴らしいことです。支援している立場としても嬉しいです。自身の利益のために起業し、スクールビジネスとして協会運営する方は多いですが、育てた人に活躍してもらいたいと言える人はなかなかいません。
自己実現だけではなく、社会にどう還元できるか?という視点がある人は経営者としてのステージも変わると思うんですよね。起業を目指す人はぜひ田島さんをお手本にしてほしいと思います。

田島恵氏と起業応援サポーター 男女共同参画センター横浜 女性起業UPルーム 吉枝ゆき子氏

(起業応援サポーターリンク: 男女共同参画センター横浜 女性起業UPルーム)

女性起業家プロフィール

重ね煮アカデミー Megu’s natural kitchen

 

プロフィール

会社名:重ね煮アカデミー Megu’s natural kitchen

代表者:田島恵代表
業種:お母さんのための
重ね煮健康料理と食の学校
Website: http://megu-kasaneni.com/
重ね煮アカデミーの日々の実況中継はこちらから
https://www.facebook.com/croisse.meg

起業応援サポータープロフィール

男女共同参画センター横浜 女性起業UPルーム

住所:神奈川県横浜市戸塚区上倉田町435-1
電話:045-862-4749
Website: http://www.uproom.info/
E-Mail: upnavi@women.city.yokohama.jp

 

取材・文・撮影/牧口昌代 (中小企業診断士)

大手メーカー勤務後、米系企業の日本法人を経て、責任者として日本企業の株式上場を果たす。以来、ベンチャー企業の上場支援、再生支援、M&A業務に携わる。2008年独立。ハンズオン支援を主とし、現在もスタートアップ企業や老舗ベンチャー企業など複数社の取締役を務める。中小企業診断士。